あまり例のない登記

 司法書士が申請する登記のほとんどは、実務上よくある登記といわれるものですが、たまに、あれ?これはどういう流れにしたらいいのかな?という登記があります。

 昨年12月に、元々は年内に申請したいとのご要望で金融機関様から一部一般的でない登記のご依頼をいただいていました。 よくある登記の流れなら、勉強もしていますし、実務書などにも出ているのですが、今回の流れは、本にもズバリの記載がなく、申請予定の2つの法務局と事前に打ち合わせをして進める形となりました。

 ただ、お客様のご都合や金融機関様の内部的な手続きなどもあり、3月中ごろ申請に至り、本日そのすべてが無事に完了したという次第です。

 契約書作成や登記書類作成に少し苦労しましたが、それだけに何事もなく完了したことに、胸を撫で下ろしました。(^^ゞ登記が無事に終わって当たり前なんですけどね。

 司法書士の仕事には、いつも新たな発見があります。だからこそおもしろいんですね。